Gururiの日記

かつてはてなダイアリーで付けていたGururiの日記

「子供」か「子ども」か「こども」か

PTA広報誌で絶対出て来るだろうと思っていたのが「『子供』を『子ども』に書き換えてください」という要望。教育現場およびその周辺*1ではなぜか*2「子ども」が正しいと信じている人、若しくは正しいのだと言われて盲目的に信じている人が相当数いるようだ。部長も誰かに言われたらしく*3、「子ども」で統一して欲しいと言われたのだが、結果から言うと却下させてもらった。
今回本紙面4p+別カウントな特集紙面2pの特殊な構成なのだが、p2・p3が子供会特集なんですよ。で、うちの子供会もそうなんだけど、ほとんどが正式名称を「〜子供会」としており、「子ども会」は少数派なのです*4。で、目次には「子供会」の3文字が踊っているわけです。この状態から見出しではなく本文とは言え、p4だけ「子供」を「子ども」になおすと、紙面に両表記が混在する事になり、大変恰好悪い*5。あと、校長が学校のサイトに書いている文章「子供」を使っているというのも決め手になり*6、今回は「子供」にすべて統一、という方針を押し通した。文句があるなら編集長の俺の所に来いということで、誰か来るのを今から大変楽しみにしている。
なお、このいわゆる「子供表記問題」に関しては、Wikipediaの子供の項の外部リンクが参考になる。表記に関してはWikipediaの子供の項にも記載があるが、概ね外部リンク、主に矢玉四郎さんの「子ども教の信者は目をさましましょう」をまとめたものという印象を受けた*7ので、大本の主張を直接読んだ方がいいものと思われる。なお、「子ども教の信者は目をさましましょう」中に「せっかく育てた子供たちが」というリンクがあるが、現在は別のところにあるJustNetが終わって移転したのだろう。
参考までに、これを書いている時点*8でのGoogle検索ヒット数は子供>子ども>こどもである。Amazonではこども>子供>子ども*9であるが、これは「こども」の検索結果に「子供」「子ども」ともに多数含まれる事から、読みも検索に使っているからであろうと推測出来る*10ので、単純に比較出来る物ではないことを申し添える。

*1:例えばPTA。

*2:理由が色々あるので一概には言えないだけだが。

*3:というのは、部長が書いた文章は「子ども」ではなく「子供」となっているからだ。

*4:というか、無かったか、一つ二つだった。

*5:格好良くても「子ども」など認めませんけど。

*6:今よく見たら第1回は「子供」、第2回は「子ども」となっており、要するにどっちがいいとかは考えてないことがわかる。

*7:参考にしてない場合は俺の勘違いです。書いた人、ごめんなさい。

*8:20080123T150000JST

*9:ちなみに「子ども」で検索すると『もしかして"こども"ですか?』と訊かれてしまう。

*10:漢字がわからない時は便利だよね。