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さて、周囲の人に聞いてみて気になったのが、最近小学校を卒業した子に「a÷0=0と習った」と証言する子がいたことである。ちなみに次男の通う小学校は我が母校であり、たぶん一番有名なのは例の年を取らない漫画家さんです。50周年記念誌にはコメントも載ってたな……。
話が逸れた。電話していきなり教頭が出たので話が早かった。教頭とは着任以来色々と話す機会があったので、名前を名乗るだけで誰か認識して貰えている。質問は「3年生で除算を教えていると思うが、子供から『9÷0はいくつになるんですか?』と質問されたとき、どう答えているのか教えて欲しい」である。後日回答だと思っていたら、夕方には3年生の先生から電話が来た。今度は次男が太鼓でお世話になっている先生で、お祭りの時に太鼓を運ぶのを手伝ったので覚えられていたらしい。
以下はとりあえず今年の話になる。0除算について、今日まで触れていなかったらしい。0÷5という問題は計算できるし教科書にも載っているので当然やっていたが、そう言えば出来ない、という話はしていなかったので、試しに今日(俺の電話のあとで)、子供達に質問してみたらしい。フットワーク軽いな。最初「0!」と答えた子もいたようなのだが、先生曰く「乗算だと何をかけても0、何にかけても0、と習ったので、除算でも入れ換えたのは同じと考えたのでは無いか」とのこと。なるほど、乗算からの連想でそう考えるのは小学生的にはありだよな。ただ、先生が0で割るということの意味を説明して、これは出来ない計算だということを教えると、どうやら納得してくれた模様。他クラスでも触れていなかったので、今後同じように教えます、という事でした。
そんなわけで、「今年の」我が校の3年生については9÷0=0などと嘘を教えられる心配は無くなったわけですが、twitterでも書いた通り
#割算 ただし、今年の三年の担任がまともだっただけ、という可能性までは否定できない。実際、そう習ったと主張する卒業生が存在するのだから。PTA頼りを見れば過去の三年担当者はわかるから、どう指導を行ったかは追跡可能だけどやる意味が有るかは……次は市教委ですかねー。